最新情報  KMC㈱神戸メディケア 東京銀座支店

悪質な偽サイトにご注意ください!

ホーム◆お知らせ◆酸素ルーム事故ニュース 競輪選手が低酸素脳症で死亡 宇都宮市
◆お知らせ◆
酸素ルーム事故ニュース 競輪選手が低酸素脳症で死亡 宇都宮市
2024年04月12日

平素は、弊社製品に格別のご愛顧を賜り厚くお礼を申し上げます。
2024年4月12日宇都宮市で起こった事故のニュースで一部メディアで「酸素カプセル事故」と表現されていますが、実際に現場で利用していた機器は「大型の酸素ルーム」です。 大型の酸素ルームで多人数が同時に利用できるルーム型で内部を低気圧にする減圧室と呼ばれる製品です。

減圧環境は低気圧になり酸素が薄くなり息苦しくなります。雨や台風の時に頭痛や関節痛など体調不良の原因は低気圧によることが多く気象症・気象病とも呼ばれています。非常に危険ですので一般の方が健康目的で利用することはお勧めできません。専門のトレーナー監視の元でプロアスリートが高地トレーニングとして利用するものです。

(酸素ルーム事故ニュース)

2024年4月12日午前10時55分頃、栃木県宇都宮市田野町のトレーニング施設「リラクゼーションサロンVent」の低圧室を利用中、従業員の53歳女性が体調不良を訴えたため渡邉が119番通報したが、その後に渡邉が意識を失い、低圧室内で2人とも意識不明で倒れているところを駆け付けた消防隊員が発見、女性は心臓マッサージを受けて意識を取り戻したが、渡邉は重体で市内の病院に救急搬送、同月28日午後11時頃に「低酸素脳症」で死亡した。

過去にスーパー銭湯も低気圧の酸素ルームの事故が起こり2名死亡しています。責任者は「低酸素窒息による急性循環不全で死亡」で書類送検されました。

どちらのケースも「低酸素」が直接の死因として挙げられていますが、二酸化炭素(CO₂)過多=高炭酸ガス血症が関与していた可能性は非常に高いとも考えられます。

『死亡原因の医学的背景』

【死因:低酸素脳症】

「低酸素」脳への酸素供給が不足し、神経細胞が壊死。意識障害・昏睡・死亡に至る。 「二酸化炭素過多」閉鎖空間での呼吸によるCO₂蓄積があれば、呼吸抑制→酸素供給低下→脳障害の悪循環が起こり得る。

【死因:低酸素窒息による急性循環不全】

「低酸素」酸素不足により心筋が虚血状態となり、心拍出量が低下。最終的に心停止。 「二酸化炭素過多」CO₂過多による呼吸性アシドーシスが心拍リズムに悪影響を与え、循環不全を加速する可能性大。

高気圧・酸素ルームも大型になればなるほど同様の原因で事故が起こる可能性が十分にあります。

大型の酸素ルームの場合は特に換気率が悪い為、二酸化炭素が急激に溜まる問題があり会話は厳禁となります。多人数で利用するメリットは一切ございません。しかし、未だに一般向けに減圧も可能と酸素ルームや多人数で利用できると高気圧酸素ルームが宣伝販売されています。

弊社取り扱いの酸素カプセルOXYRIUMシリーズ及びソフト型ADJUSTO2・AnionO2は「高気圧・高酸素の酸素カプセル」です。
酸素カプセル内は高気圧で酸素濃度も高く、減圧する酸素ルームとは「真逆の環境」です。また、過去に事故はなく安全性に関する懸念は一切ございません。

弊社の高気圧・酸素ルームは小型の酸素ルームOXYROOM・オキシルーム(1~2人)のみ取り扱い販売しております。酸素カプセルをお1人で利用が出来ない方や介助者が必要な場合や体格の大きな方・大型犬の利用等「特殊な事情のある方」のみ酸素ルーム型をお勧めしています。
一般の方が使用される場合は、換気率が良く費用対効果に優れた酸素ルームの改良版であるコンパクトな酸素カプセルを推奨します。

大型の酸素ルームや気圧が極端に高い酸素ルームは非常に危険ですのでくれぐれもご注意ください。

今後とも当社商品を安心してご愛用くださいますようお願い申し上げます。
何かご不明な点やご質問がございましたら、お気軽にお問合せくださいませ。

平成26年9月28日午後5時頃、埼玉県ふじみ野市大井のスーパー銭湯「真名井の湯大井店」で 室内の気圧を下げる酸素「減圧室」にいた客の男性(65)と女性(58)が減圧室の床に倒れているのを 2人は病院に搬送されたが間もなく死亡した。 この事故により施設の男性支配人(43)運営会社ミサワエステートの男性社長(50)の2人を書類送検した。 送検容疑は、減圧室の安全対策を怠り、利用者で同県富士見市の男性=当時(65)=と女性=同(58)=を 「低酸素窒息による急性循環不全で死亡」させた疑い。

2024年4月12日 朝日新聞

「12日午前11時ごろ、宇都宮市田野町のトレーニング施設「リラクゼーションサロンVent」から「急病です」と119番通報があった。消防が駆けつけると、低気圧で酸素の薄い環境をつくる「酸素カプセル」の中で、競輪選手の渡辺藤男さん(57)と施設職員の女性(53)が意識を失った状態で倒れていた。女性は意識を取り戻したが、渡辺さんは重体。宇都宮中央署が原因を調べている。

 署によると、酸素カプセルは高さ約2・2メートル、幅約6メートルの円筒形。スポーツ選手が心肺機能を高めるための「高地トレーニング」をするため、内部の気圧を低くできる設備で、署は事故当時、2人で中に入り、女性が操作していたとみている。消防に通報したのは渡辺さんで、途中で会話が途絶えたという。」

YouTube動画 ニュース

2014年10月22日朝日新聞-健康効果をうたう「減圧室」 PDFファイル